=begin = dcreal: 地球流体電脳倶楽部 講演資料作成ツール群 # * 杉山耕一朗, 中神雄一, 森川靖大, 北守太一, 大石尊久, 塚原大輔 # * 2006/04/12 (森川靖大) dcreal-lndir.rb 追加 # * 2006/03/30 (森川靖大) dcreal-photo.rb 追加 # * 2006/03/30 (森川靖大) dcreal-pdftopng.sh 追加 # * 2006/03/18 (森川靖大) 書式の変更 # * 2003/09/11 (杉山耕一朗 sugiyama@gfd-dennou.org) # * 2001/08/20 (杉山耕一朗 sugiyama@gfd-dennou.org) # * 2001/04/10 (杉山耕一朗 sugiyama@gfd-dennou.org) #== 目次 # # * dcreal とは # * 著作権と利用条件 # * 配付元 # * 動作環境と必要な資源 # * 作者 # * ソースディレクトリについて # * コマンド概説 == dcreal とは dcreal とは, セミナーの講演資料 (セミナーの様子を収めた動画資料や発表 に用いられたプレゼンテーション資料) を Web 上に公開する際, その作業の 一部を自動的に行ってくれるツール群である. ここでは, 動画資料の形式とし て Real Media 形式を, プレゼンテーション資料として PowerPoint, MagicPoint, PDF 等を画像化したものを想定しており, これらを Web ブラウ ザや RealPlayer によって閲覧可能にすることを考えている. 生成されるファイル群は 2 つのグループに分けられる. 1 つは Real サーバ に置くべき資源, もう 1 つは Web サーバに置くべき資源である. Real サー バと Web サーバを別々に持つ場合は, それぞれに必要なものを置き直して頂 きたい. その際, Web サーバと Real サーバのディレクトリ構造は同じにし ておいて頂きたい. また, 一次資源ファイル (src ディレクトリに格納したも の) は両方のサーバに置く必要がある. 最終的には以下のファイル群が作成される. pub-real/ : Real Server 用資源置場 |-- hoge.rp : RealPix ファイル | |-- smi/ : SMIL ファイル置場 | |-- 001.smi | `-- 002.smi | `-- img-real/ : Real Player 用画像ファイル置場 |-- 001.gif `-- 002.gif pub-web/ : Web サーバ用資源置場 |-- index.html : トップページ |-- menu.html : 目次ページ |-- 001.html : HTML ファイル |-- 002.html |-- ram/ : RAM ファイル置場 | |-- 001.ram | `-- 002.ram | |-- img-real/ : Web 用画像ファイル置場 | |-- 001.gif | `-- 002.gif | `-- img-web/ : Real 用画像ファイル置場 |-- 001.gif `-- 002.gif == 著作権と利用条件 * dcreal の著作権は地球流体電脳倶楽部 (((<"http://www.gfd-dennou.org"|URL:http://www.gfd-dennou.org>))) が有する. * dcreal の利用はこれを無償で行なうことができる. * ソースコードの改編, 再配付はこれを自由に行なうことができる. * 改編されたソースコードに対し改編者が新たな著作権と dcreal とは異な る利用条件を主張することを妨げない. ただし改編元となった dcreal またはその派生物, およびその他の改編さ れたソースコードに対し, それらの利用を禁じるような独占排他的な知的 財産権を主張することは, これを禁じる. いわゆるフリーソフトウェアの多くが準拠している GPL(GNU Public License) には従っていないことに注意されたい. == 配付元 dcreal は (()) から取得できる. ソフトウェアの更新は随時行われる. == 作者 オリジナルの作者は ((<杉山耕一朗氏|URL:http://www.gfd-dennou.org/arch/sugiyama/>)) である. その後, 中神雄一, 森川靖大, 北守太一, 大石尊久, 塚原大輔 (敬称略) が改変・修正を行った. == 動作環境と必要な資源 dcreal のバージョン $Name: dcreal-0_3_5-7 $ はDebian GNU/Linux 3.1 (sarge) で動作が確 認されている. その他の UNIX 系 OS 上での動作は確認されていないが, Unix 系 OS 上ならば動作することが期待される. dcreal の動作のためには以下のソフトウェアがシステムインストールされて いることが必要となる. * 最低限必要なソフトウェア * perl (5.004 以上) * Jcode.pm (perl モジュール) なお, dcreal にはその他にも講演資料の作成を補助するプログラムが含まれ ている. それら全てを利用するためには, 以下のソフトウェアもインストール すると良い. * 全てのプログラムを利用するために必要なソフトウェア * ruby (1.8.2 以上) * bash * make * Xpdf * ImageMagick * jhead == ソースディレクトリについて dcreal は以下のファイル群に展開される. dcreal-version |-- README 本ファイル |-- USAGE 使用の手引 `-- bin/ バイナリ格納ディレクトリ |-- dcreal-html.pl |-- dcreal-conf.pl |-- dcreal-smil.pl |-- dcreal-sigen.pl |-- dcreal-chnum.pl |-- dcreal-convert.pl |-- dcreal-pdftopng.sh |-- dcreal-photo.rb `-- dcreal-lndir.rb == コマンド概説 dcreal 各コマンドを概説する. 詳細は USAGE ファイル参照のこと. * dcreal-conf.pl デフォルトの dcreal.conf ファイルを作成する. * dcreal-html.pl Web サーバに格納すべき html と ram ファイルを作成する. * dcreal-smil.pl RealServer に格納すべき smil, rp ファイルを作成する. * dcreal-sigen.pl dcreal-html.pl, dcreal-smil.pl で作成されるディレクトリの SIGEN ファイルを自動生成するプログラム * dcreal-chnum.pl 画像ファイルの名前を 3 桁の通し番号に変更する $ dcreal-chnum.pl -e [jpg, gif, png] -e: 入力画像形式 * dcreal-convert.pl 画像形式の変更, 画像サイズの変更, 画像ファイルを 001.jpg, 002.jpg, ... といった 3 桁の数字の連番にリネーム $ dcreal-convert.pl -e [jpg, gif, png] -o [jpg, gif, png] -g [サイズ] -n [開始番号] -e: 入力画像形式 -o: 出力画像形式 -g: 出力画像のサイズ (ex: 800x600) -n: 開始番号 (ex: 120) * dcreal-pdftopng.sh PDF から PNG 画像 (001.png, 002.png, ...) を簡単に作成する シェルスクリプト. 詳細はこのコマンドを実行した際に表示される ヘルプメッセージを参照のこと. * dcreal-photo.rb デジタルカメラで撮影された JPEG 画像を自動的に撮影日時順に ソートし, サムネイル化された HTML として表示するための Ruby スクリプト. 詳細はこのコマンドを実行した際に表示される ヘルプメッセージを参照のこと. * dcreal-lndir.rb ディレクトリ構成全体を再帰的にシンボリックリンクするための Ruby ス クリプト. 公開可能な資料とと非公開な資料が混ざって置いてある場合, 公開可能な資料のみに対してシンボリックリンクをはるのに便利であ る. 詳細はこのコマンドを実行した際に表示されるヘルプメッセージを参 照のこと. =end #Local variables: #mode: rd #End: