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スケーリングを制限する

USGRPHによるスケーリングが気に入らないとき, 特定のパラメータを強制的に固定することも可能である.


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例えばデータの X 座標の範囲が中途半端な時に, 何も指定しなければUSGRPH は1ページ目のように座標軸の両端に「きりのよい値」 が来るようにスケーリングしてしまい, 折れ線が「しりきれとんぼ」になってしまう.

このようなスケーリングで具合が悪いときには, まず GRSWNDでウインドウを指定し (この例では, X 座標のみ陽に指定し, Y 座標「不定」を示す値を指定して USPACKがデータから判断するようにしている), さらにはUSRSETで目盛/ラベルの間隔だけでなく, ラベルのファクターまで制御することができる. この例の 2 ページ目では X 軸に関するパラメータ全てを陽に指定して 自動スケーリング機能を完全に抑制している.

Source:uspack/uspk10.f


地球流体電脳倶楽部 DCL-5.0
Last modified: Wed Apr 30 13:59:59 1997