22.3.2 G2FBL2

1. 機能

2変数同時の双線形補間. 入力座標 (P, Q) はともに [0, 1] の区間に正規化 されたものをとる.

2. 呼出し方法

CALL G2FBL2(P,Q, X00,X10,X01,X11, Y00,Y10,Y01,Y11, X,Y)

3. パラメターの説明

P, Q (R) 補間すべき点の座標. 4隅が (0,0), (1,0), (1,1), (0,1) となるよう正規化されてるものとする. (入力)

X00, X10, X01, X11 (R) P,Q の4隅(上述)、即ち、それぞれ (P,Q) = (0,0), (1,0), (1,1), (0,1) における一つめの変数の値 (入力)

Y00, Y10, Y01, Y11 (R) P,Q の4隅(上述)、即ち、それぞれ (P,Q) = (0,0), (1,0), (1,1), (0,1) における二つめの変数の値 (入力)

X (R) X00, X10, X01, X11 に関する補間結果 (出力)

Y (R) Y00, Y10, Y01, Y11 に関する補間結果 (出力)

4. 備考

(a) G2FBLI を2回呼んでいるだけである。よって

X = (1-P)*(1-Q)*X00 + P*(1-Q)*X10 + (1-P)*Q*X01 + P*Q*X11
Y = (1-P)*(1-Q)*Y00 + P*(1-Q)*Y10 + (1-P)*Q*Y01 + P*Q*Y11

(b) 2変数から2変数への変換であるから逆変換が存在する。
逆変換を行うサブルーチンは G2IBL2 である。