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はじめに

GRPH1(図形処理下位パッケージ)は座標変換をしたり, 線分などの基本的な図形を描画するパッケージである. このパッケージは,MATH1 と MISC1 のライブラリを使用する. GRPH1 は以下のサブパッケージからなる.

通常,ユーザーが使うのは主として SGPACK のルーチン群で, その他のパッケージを使わなければならない場合は少ない. しかし,実際の描画動作は SZPACK がおこなうので, 基本的には SZPACK だけでプログラムを書くことも可能である. SGPACK は各種パラメタ設定などのオーバーヘッドにかなりの時間が使われて いる場合があるので, 高速化を計るためには SZPACK を使えばよい.

GRPH1 の内部変数管理ルーチンは SGPACK の SGpGET/SGpSETと SWPACK の SWpGET/SWpSETだけである. ここで p は,変数のタイプ別にR:実数; I:整数; L:論理変数; C: 文字変数 を表わす. このマニュアルでは以後,タイプ別のエントリ名を総称して SGpSETなどと 書く. SWpGET/SWpSETは主に機種依存パラメタを管理しているので, GRPH1 の主要な内部変数は全て SGp GET/SGpSETによって管理されている.

なお,これらのパッケージのうち, 機種依存部分を含むのは SWPACK だけである.


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Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:04:40 EDT 1995