サブルーチンの説明 : ラインサブプリミティブ

線分の図形出力(line sub-primitive)に関するサブルーチン群.

なお,このラインサブプリミティブは,次節に述べるアローサブプリミティブの 特殊な場合(矢羽部分がないもの)と考えられるので, 将来的には削除される可能性がある.

SGLNZU/SGPLZV/SGPLZR

  1. 機能
    U/V/R座標系で線分を描く.属性も同時に指定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL SGLNZU(UX1,UY1,UX2,UY2,INDEX)
    CALL SGLNZV(VX1,VY1,VX2,VY2,INDEX)
    CALL SGLNZR(RX1,RY1,RX2,RY2,INDEX)
  3. パラメーターの説明
                                                         
      UX1,      (R)   U座標系における線分の始点の座標.  
      UY1                                                
                                                         
      UX2,      (R)   U座標系における線分の終点の座標.  
      UY2                                                
                                                         
      VX1,      (R)   V座標系における線分の始点の座標.  
      VY1                                                
                                                         
      VX2,      (R)   V座標系における線分の終点の座標.  
      VY2                                                
                                                         
      RX1,      (R)   R座標系における線分の始点の座標.  
      RY1                                                
                                                         
      RX2,      (R)   R座標系における線分の終点の座標.  
      RY2                                                
                                                         
      INDEX     (I)   SGSLNI参照.                       
                                                         
    
  4. 備考
    1. ここで指定したINDEXは, SGLNU, SGLNV, SGLNRが参照する INDEXを変更しない.

SGLNU/SGLNV/SGLNR

  1. 機能
    U/V/R座標系で線分を描く.
  2. 呼び出し方法
    CALL SGLNU(UX1,UY1,UX2,UY2)
    CALL SGLNV(VX1,VY1,VX2,VY2)
    CALL SGLNR(RX1,RY1,RX2,RY2)
  3. パラメーターの説明
                                                         
      UX1,      (R)   U座標系における線分の始点の座標.  
      UY1                                                
                                                         
      UX2,      (R)   U座標系における線分の終点の座標.  
      UY2                                                
                                                         
      VX1,      (R)   V座標系における線分の始点の座標.  
      VY1                                                
                                                         
      VX2,      (R)   V座標系における線分の終点の座標.  
      VY2                                                
                                                         
      RX1,      (R)   R座標系における線分の始点の座標.  
      RY1                                                
                                                         
      RX2,      (R)   R座標系における線分の終点の座標.  
      RY2                                                
                                                         
    
  4. 備考
    1. 描く線分の属性はSGSLNIで設定する.

SGSLNI

  1. 機能
    SGLNU, SGLNV, SGLNZRで描く線分の ラインインデクスを設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL SGSLNI(INDEX)
  3. パラメーターの説明
                                                                       
      INDEX   (I)   線分のラインインデクス (                           
                    [here] 節参照;初期値は1).                          
                                                                       
    
  4. 備考
    1. INDEXは1以上でなければならない. ただしINDEXが0のとき,メッセージは出力されるがなにもしない.
    2. INDEXの妥当性はこのルーチンでチェックされず, SGLNU, SGLNV, SGLNRを呼んだときにチェックされる.
    3. 現在設定されているラインインデクスは
      CALL SGQLNI(INDEX)
      によって参照できる.


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Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:05:44 EDT 1995