サブルーチンのリスト

座標変換

                                                                      
  STFTRF(UX,UY,VX,VY)               正規化変換                        
                                                                      
  STFTR3(UX,UY,UZ,VX,VY,VZ)         3次元正規化変換                   
                                                                      
  STFPR2(VX,VY,RX,RY)               二次元透視変換.                  
                                                                      
  STFPR3(VX,VY,VZ,RX,RY)            三次元透視変換.                  
                                                                      
  STFWTR(RX,RY,WX,WY)               ワークステーション変換.          
                                                                      
                                                                      
                                                                      
  STSTRF(LMAP)                      正規化変換パラメタ設定.          
                                                                      
  STSPR2(IX,IY,SECT)                二次元透視変換パラメタ設定.      
                                                                      
  STSPR3                                                              
  (XFC,YFC,ZFC,THETA,PHI,PSI,FAC,                                     
  ZVIEW,RXOFF,RYOFF)                                                  
                                                                      
                                    三次元透視変換パラメタ設定.      
                                                                      
  STSWTR                                                              
  (RXMIN,RXMAX,RYMIN,RYMAX,WXMIN,                                     
  WXMAX,WYMIN,WYMAX,IWTRF)                                            
                                                                      

この他に,ルーチン名の3文字めがI の逆変換, Q のパラメタ問い合わせルーチンがある.

下請けルーチン

                                                              
  STFTRN(UX,UY,VX,VY)           基本変換.                    
                                                              
  STSTRN(ITR,CXA,CYA,VX0,VY0)   基本変換パラメタ設定.        
                                                              
  STFROT(UX,UY,TX,TY)           地図座標の回転.              
                                                              
  STSROT(THETA,PHI,PSI)         地図座標の回転パラメタ設定.  
                                                              
  STFRAD(UX1,UY1,UX2,UY2)       角度の単位変換.              
                                                              
  STSRAD(LXDEG,LYDEG)           角度の単位変換パラメタ設定.  
                                                              

この他に,ルーチン名の3文字めがI の逆変換, Q のパラメタ問い合わせルーチンがある.

サブルーチンの説明 : 座標変換

STFTRF/STITRF/STSTRF/STQTRF

  1. 機能
    正規化変換 (UCとVCの変換)を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFTRF(UX,UY,VX,VY)
    CALL STITRF(VX,VY,UX,UY)
    CALL STSTRF(LMAP)
    CALL STQTRF(LMAP)

  3. 引数の説明
                                                          
      UX,     (R)   UC の 座標                            
      UY                                                  
                                                          
      VX,     (R)   VC の 座標                            
      VY                                                  
                                                          
      LMAP    (L)   地図投影関数であることを示すフラグ.  
                                                          
    

  4. 備考
    1. この関数は,その中でSTFRAD, STFROT, STFTRN を呼ぶ.
    2. LFLAG=.TRUE. の時, STFROT で座標回転を行なっ てから,STFTRN を呼ぶ.
    3. 地図投影の際に特異点などで変換不能の場合は, GLpGET/GLpSETが管理する内部変数RUNDEFの示す 値(初期値は -999.0)を返す.

STFPR2/STIPR2/STSPR2

  1. 機能
    二次元透視変換を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFPR2(VX,VY,RX,RY)
    CALL STIPR2(RX,RY,VX,VY)
    CALL STSPR2(IX,IY,SECT)

  3. 引数の説明
                                                                            
      VX,     (R)   VC の座標                                               
      VY                                                                    
                                                                            
      RX,     (R)   RC の座標                                               
      RY                                                                    
                                                                            
      IX,     (I)   2次元のX軸とY軸を,3次元のどの軸に                      
      IY            対応させるか,番号で指定する.                          
                    (1:X軸,2:Y軸,3:Z軸) 負の値を指定すると,逆向きに対   
                    応させる.                                              
                                                                            
      SECT    (R)   2次元平面と交わる座標軸の交点座標.                     
                                                                            
    

  4. 備考
    1. 透視変換のパラメタは三次元透視変換と共通である.

STFTR3

  1. 機能
    3次元正規化変換 (UC3とVC3の変換)を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFTR3(UX,UY,UZ,VX,VY,VZ)

  3. 引数の説明
                                   
      UX,UY,     (R)   UC の       
      UZ               座標        
                                   
      VX,VY,     (R)   VC の       
      VZ               座標        
                                   
    

  4. 備考
    なし.

STFPR3/STIPR3/STSPR3

  1. 機能
    三次元透視変換を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFPR3(UX,UY,UZ,RX,RY)
    CALL STSPR3(XFC,YFC,ZFC,THETA,PHI,PSI,FAC,ZVIEW,RXOFF,RYOFF)

  3. 引数の説明
                                                
      UX,UY,UZ        (R)   UC の座標           
                                                
      RX,RY           (R)   RC の座標           
                                                
      ITR3            (I)   変換関数番号        
                                                
      XFC,YFC,ZFC     (R)   焦点中心の座標      
                                                
      THETA,PHI,      (R)   回転角              
      PSI                                       
                                                
      FAC             (R)   拡大縮小ファクター  
                                                
      ZVIEW           (R)   視点のZ座標         
                                                
      RXOFF,RYOFF     (R)   オフセット          
                                                
    

  4. 備考
    1. この関数は以下の操作をする.
      • 焦点中心を原点に並行移動する.
      • 原点を中心に (THETA,PHI,PSI) 回転する.
      • 座標値をFAC 倍する.
      • (0,0,ZVIEW) を視点として, X-Y平面に投影する.
      • 投影された座標値に (RXOFF,RYOFF) を加える.

STFWTR/STWTR/STSWTR/STQWTR

  1. 機能
    ワークステーション変換を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFWTR(RX,RY,WX,WY)
    CALL STIWTR(WX,WY,RX,RY)
    CALL STSWTR(RXMIN,RXMAX,RYMIN,RYMAX,WXMIN,WXMAX,WYMIN,WYMAX,IWTRF)
    CALL STQWTR(RXMIN,RXMAX,RYMIN,RYMAX,WXMIN,WXMAX,WYMIN,WYMAX,IWTRF)

  3. 引数の説明
                                                                        
      RX,RY                     (R)   RC の座標                         
                                                                        
      WX,WY                     (R)   WC の座標                         
                                                                        
      RXMIN,RXMAX,RYMIN,        (R)   ワークステーションウインドウ.    
      RYMAX                                                             
                                                                        
      WXMIN,WXMAX,WYMIN,        (R)   ワークステーションビューポート.  
      WYMAX                                                             
                                                                        
      IWTRF                     (I)   変換番号.                        
                                                                        
    

  4. 備考
    1. なし.

サブルーチンの説明 : 座標変換(下請け)

以下の関数は,STFTRF/STITRF から呼ばれるルーチンである. これらの関数の初期化は,通常SGSTRF によって行なわれる. ユーザー定義関数を使う場合は,ユーザー自身がこれらのルーチンを初期化す る必要がある.

STFTRN/STITRN/STSTRN

  1. 機能
    正規化変換 (UCとVCの変換)または地図投影 (TCとVCの変換)を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFTRN(UX,UY,VX,VY)
    CALL STITRN(VX,VY,UX,UY)
    CALL STSTRN(ITR,CXA,CYA,VX0,VY0)

  3. 引数の説明
                                                
      UX,UY     (R)   UC/TC の 座標             
                                                
      VX,VY     (R)   VC の 座標                
                                                
      ITR       (I)   変換関数番号              
                                                
      CXA,      (R)   座標値にかけるファクター  
      CYA                                       
                                                
      VX0,      (R)   VC における原点の位置     
      VY0                                       
                                                
    

  4. 備考
    1. 地図投影の際に特異点などで変換不能の場合は, GLpGET/GLpSETが管理する内部変数RUNDEFの示す 値(初期値は -999.0)を返す.
    2. この関数は以下の操作をする.
      • 変換数番号にしたがって, (UX,UY) を基本的な変換をして (XX,YY) とする.
      • さらに次式により,拡大,移動を行なう.
        VX = CXA*XX + VX0
        VY = CYA*XX + VY0

STFROT/STIROT/STSROT

  1. 機能
    地図座標の回転を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFROT(UX,UY,TX,TY)
    CALL STIROT(TX,TY,UX,UY)
    CALL STSROT(THETA,PHI,PSI)

  3. 引数の説明
                                       
      UX,UY           (R)   UC         
                            の座標     
                                       
      TX,TY           (R)   TC         
                            の座標     
                                       
      THETA,PHI,      (R)   回転角     
      PSI                              
                                       
    

  4. 備考
    1. なし.

STFRAD/STIRAD/STSRAD

  1. 機能
    角度の単位変換を行なう.

  2. 呼び出し方法
    CALL STFRAD(UX1,UY1,UX2,UY2)
    CALL STIRAD(UX2,UY2,UX1,UY1)
    CALL STSRAD(LXDEG,LYDEG)

  3. 引数の説明
                                                                            
      UX1,UY1       (R)   UC の座標                                         
                                                                            
      UX2,UY2       (R)   UC の座標(常にラジアン)                         
                                                                            
      LXDEG,        (L)   UX1,UY1 の単位が,                                
      LYDEG               「度」であることを示すフラグ.                    
                                                                            
    

  4. 備考
    1. なし.


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地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:06:29 EDT 1995