サブルーチンの説明

UBPLU

  1. 機能
    WCでラベル付き折れ線を描く.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBPLU(N,UPX,UPY)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      N     (I)   配列UPX, UPYの長さ.                                      
                                                                            
      UPX   (R)   長さNの配列.                                             
                  折れ線を結ぶ点のWCにおけるX座標の値を与える.             
                                                                            
      UPY   (R)   長さNの配列.                                             
                  折れ線を結ぶ点のWCにおけるY座標の値を与える.             
                                                                            
    
  4. 備考
    1. Nは2以上でなければならない.
    2. 描く折れ線の属性はUBSPLT, UBSPLIで設定する.
    3. ラベルとして付ける文字列はUBSPLCで設定する; その高さはUBSPLSで設定する.
    4. このルーチンを呼ぶと, 設定されている文字列の最後の文字の文字番号が1つふやされる. つまり文字列として'X=1'が指定されていたとすると, まず第1回目の呼び出しで'X=1'を描き, 第i回目の呼び出しでは'X=i' ( i=1... 9)を 描く.

UBPLV

  1. 機能
    NDCでラベル付き折れ線を描く.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBPLV(N,VPX,VPY)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      N     (I)   配列VPX, VPYの長さ.                                      
                                                                            
      VPX   (R)   長さNの配列.                                             
                  折れ線を結ぶ点のNDCにおけるX座標の値を与える.            
                                                                            
      VPY   (R)   長さNの配列.                                             
                  折れ線を結ぶ点のNDCにおけるY座標の値を与える.            
                                                                            
    
  4. 備考
    1. Nは2以上でなければならない.
    2. 描く折れ線の属性はUBSPLT, UBSPLIで設定する.
    3. ラベルとして付ける文字列はUBSPLCで設定する; その高さはUBSPLSで設定する.
    4. このルーチンを呼ぶと, 設定されている文字列の最後の文字の文字番号が1つふやされる. つまり文字列として'X=1'が指定されていたとすると, まず第1回目の呼び出しで'X=1'を描き, 第i回目の呼び出しでは'X=i' ( i=1... 9)を 描く.

UBSPLT

  1. 機能
    UBPLU, UBPLVで描く折れ線のラインタイプを設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBSPLT(ITYPE)
  3. パラメーターの説明
                                               
      ITYPE   (I)   折れ線の線種(初期値は1)   
                    .                          
                                               
    
  4. 備考
    1. ITYPEは0以外でなければならない.
    2. 現在設定されているラインタイプは
      CALL UBQPLT(ITYPE)
      によって参照できる.

UBSPLI

  1. 機能
    UBPLU, UBPLVで描く折れ線のラインインデクスを設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBSPLI(INDEX)
  3. パラメーターの説明
                                                           
      INDEX   (I)   折れ線のラインインデクス(初期値は1)   
                    .                                      
                                                           
    
  4. 備考
    1. INDEXは1以上でなければならない.
    2. 現在設定されているラインインデクスは
      CALL UBQPLI(INDEX)
      によって参照できる.

UBSPLC

  1. 機能
    UBPLU, UBPLVでラベルとして付ける文字列を設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBSPLI(CHARX)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      CHARX   (C*(*))   ラベルとして付ける文字列 (初期値は'A')             
                        . 文字数は16文字以内でなければならない.            
                                                                            
    
  4. 備考
    1. 現在設定されている文字列は
      CALL UBQPLC(CHARX)
      によって参照できる.

UBSPLS

  1. 機能
    UBPLU, UBPLVでラベルとして付ける文字列の高さを設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBSPLS(RSIZE)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      RSIZE   (R)   ラベルとして付ける文字列の高さを                        
                    NDC空間における単位で指定する(初期値は0.02).           
                                                                            
    
  4. 備考
    1. 現在設定されている文字列の高さは
      CALL UBQPLS(RSIZE)
      によって参照できる.

UBPLZU

  1. 機能
    WCでラベル付き折れ線を描く.属性も同時に指定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBPLZU(N,UPX,UPY,ITYPE,INDEX,CHARX,RSIZE)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      N       (I)       配列UPX, UPYの長さ.                                
                                                                            
      UPX     (R)       長さNの配列.                                       
                        折れ線を結ぶ点のWCにおけるX座標の値を与える.       
                                                                            
      UPY     (R)       長さNの配列.                                       
                        折れ線を結ぶ点のWCにおけるY座標の値を与える.       
                                                                            
      ITYPE   (I)       UBSPLT([here] )参照.                               
                                                                            
      INDEX   (I)       UBSPLI([here] )参照.                               
                                                                            
      CHARX   (C*(*))   UBSPLC([here] ) 参照.                              
                                                                            
      RSIZE   (R)       UBSPLS([here] )参照.                               
                                                                            
    
  4. 備考
    1. Nは2以上でなければならない.
    2. ここで指定した ITYPE, INDEX, CHARX, RSIZEは, UBPLU, UBPLVが参照する ITYPE, INDEX, CHARX, RSIZEを変更しない.

UBPLZV

  1. 機能
    NDCでラベル付き折れ線を描く.属性も同時に指定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBPLZV(N,VPX,VPY,ITYPE,INDEX,CHARX,RSIZE)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      N       (I)       配列VPX, VPYの長さ.                                
                                                                            
      VPX     (R)       長さNの配列.                                       
                        折れ線を結ぶ点のNDCにおけるX座標の値を与える.      
                                                                            
      VPY     (R)       長さNの配列.                                       
                        折れ線を結ぶ点のNDCにおけるY座標の値を与える.      
                                                                            
      ITYPE   (I)       UBSPLT([here] )参照.                               
                                                                            
      INDEX   (I)       UBSPLI([here] )参照.                               
                                                                            
      CHARX   (C*(*))   UBSPLC([here] ) 参照.                              
                                                                            
      RSIZE   (R)       UBSPLS([here] )参照.                               
                                                                            
    
  4. 備考
    1. Nは2以上でなければならない.
    2. ここで指定した ITYPE, INDEX, CHARX, RSIZEは, UBPLU, UBPLVが参照する ITYPE, INDEX, CHARX, RSIZEを変更しない.

UBPGET/UBPSET

  1. 機能
    UBPACKサブルーチンパッケージで使用する内部変数を参照/変更する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UBPGET(CP,IPARA)
    CALL UBPSET(CP,IPARA)
  3. パラメーターの説明
                                          
      CP      (C*8)     内部変数の名前.  
                                          
      IPARA   (I,R,L)   内部変数の値.    
                                          
    

    以下にCPとして指定できる名前のリストを記す.

                                                                            
      'LROT'     (L)   ラベルとして付ける文字列を一定の回転角で描くか,     
                       あるいは線分に沿って描くかを指定する.               
                       .TRUE.のとき一定の回転角で描く;                      
                       .FALSE.のとき線分に沿って描く(初期値は.FALSE.)      
                       . [-1ex]0ex1ex}                                      
                                                                            
      'IROT'     (I)   ラベルとしてつける文字列を一定の回転角で描くとき     
                       ('LROT'が.TRUE.のとき)の 回転角を指定する(単位は   
                       度;初期値は0). [-1ex]0ex1ex}                         
                                                                            
      'FWC'      (R)   文字列を描くための空白域の幅を                       
                       全文字幅を単位としてどれだけとるかを指定する係数     
                       (初期値は1.25). [-1ex]0ex1ex}                       
                                                                            
      'CWL'      (R)   1サイクルあたり,線分部分の長さを文字高を単位として  
                       何文字分 とるかを指定する係数 (初期値は30.0)        
                       . [-1ex]0ex1ex}                                      
                                                                            
      'FFCT'     (R)   ラベル付き折れ線を描くにあったて,                   
                       線分部分を1単位としてどれだけ進んだところから        
                       描き始めるかを指定する(初期値は0.5)                 
                       . [-1ex]0ex1ex}                                      
                                                                            
      'INDEX'    (I)   ラベルとして描く文字列のラインインデクスを指定する   
                       (初期値は不定; IUNDEFが参照する値).                
                       値が不定のとき,線分部分を描くために現在設定されて   
                       いる ラインインデクスと同じ値をとる.                
                       [-1ex]0ex1ex}                                        
                                                                            
      'IUNDEF'   (I)   内部変数が不定であることを示す値 (初期値は9999)     
                       . [-1ex]0ex1ex}                                      
                                                                            
    
  4. 備考
    1. IPARAとしては適切な型の定数または変数を指定すること.
    2. 他のサブルーチンパッケージと値をやりとりするため上記以外に 'RLINE', 'RCHAR', 'RCYCL', 'RINIT' という内部変数名がある. これらの初期値はすべて不定である.

その他のサブルーチン

このパッケージにはこのほかに以下の下位ルーチンがある. ここではその名前をあげるにとどめる.

                                                       
  UBOPCV   UBMVCV   UBPLCV   UBCLCV   UBCSET   UBCRST  
                                                       


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Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:07:45 EDT 1995