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概要

UWPACK は2次元の格子点座標に関する情報を管理する サブルーチンパッケージである.

UWPACK には以下のサブルーチンおよび関数がある (以下のルーチン名で5文字目がXであるものはX軸に関するルーチンで, YであるものはY軸に関するルーチンである).

  • UWSGXA/UWSGYA ... 座標値で格子点を設定する.
  • UWQGXA/UWQGYA ... 格子点の座標値を参照する.
  • UWSGXB/UWSGYB ... 最小値・最大値および格子数で格子点を設定する.
  • UWQGXB/UWQGYB ... 格子点の最小値・最大値および格子数を参照する.
  • UWSGXZ/UWSGYZ ... 格子点が定義されているかどうかを指定する.
  • UWQGXZ/UWQGYZ ... 格子点が定義されているかどうかを調べる.
  • UWDFLT ... 座標値が設定されていない時に等間隔格子 を設定する.
  • RUWGX/RUWGY ... 格子点の座標値を参照する.
  • IUWGX/IUWGY ... 格子点番号を参照する.
  • UWQGXI/UWQGYI ... 格子点番号と位置を参照する.
  • これらは,UDPACK(第[here]章参照), UEPACK(第[here]章参照), UGPACK(第[here]章参照)の中で用いられており,格子点に関する 情報を共有している. たとえば,等高線図の描画(UDPACK)とトーンによる塗るわけ (UEPACK)を同じ格子点構造を持った配列に対して同時におこないたいとき, 格子点に関する情報をUWPACKによって最初に一度だけ設定すれば, UDPACKとUEPACKはその格子点情報をもとに作画をおこなう.

    内部的には,UWBLKX, UWBLKY という名前の共通ブロックにおい て格子点情報が管理されている.ユーザーは同じ名前の外部手続き名・共通ブ ロック名を用いてはならない.


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    Latex Source


    地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

    NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
    Last Modified: Thu Aug 31 13:09:51 EDT 1995