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概要

数値を編集して文字列化するサブルーチンパッケージ.

サブルーチンのリスト

                                             
  CHVAL(CFMT,VAL,CVAL)   数値を文字列化する  
                                             

サブルーチンの説明

CHVAL

  1. 機能
    実数値を文字書式仕様にしたがって文字列化する. 8文字以内におさまるよう(有効数字は3桁以下) 自動的に書式仕様を生成するオプションもある.
  2. 呼び出し方法
    CALL CHVAL(CFMT,VAL,CVAL)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      CFMT   (C*(*))   文字書式仕様あるいはCHVALが                          
                       解釈するオプション.CFMTの最初の文字が'              
                       ('で 始まるとき文字書式仕様と解釈する.これ以外のと  
                       きの オプションとして次の4つが指定可能である.       
                                                                            
                       'A': 書式仕様を自動的に生成する.                    
                                                                            
                       'B': 'A'かつ後続の'0'と小数点を除く.                
                                                                            
                       'C': 'B'かつ小数点の前の'0'を除く.                  
                                                                            
                       'D': 'C', ただし指数形式のときに限る.               
                                                                            
                       たとえばCFMTとして'A', '(F6.1)'のように指定する.    
                                                                            
      VAL    (R)       文字化する実数値.                                   
                                                                            
      CVAL   (C*(*))   文字化された実数値を返す                             
                       長さが8文字以上の文字型の引数.                      
                                                                            
    
  4. 備考
    1. CFMTの長さは16文字以下でなければならない.
    2. CFMTとして整数型の編集記述子も指定できる. このときVALの小数点以下を四捨五入して文字列化される.
    3. CHVALは自動的に文字を左詰めする. つまり実数値1.2を文字化するために'(F4.1)'としても '(F8.1)'としてもCHVALが返す値はどちらも'1.2'である.
    4. システムによっては,F型編集記述子によって1より小さい 値を編集するとき,小数点の左隣にゼロがつかない場合があるが, このルーチンはそのような場合'0'(ゼロ)を補う.
    5. 指数部を示す文字は'e'(小文字)を用いている.


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Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:03:43 EDT 1995