目盛り打ち・ラベル間隔・タイトルを設定する

ウインドウの最小値・最大値は必ずしも切りのよい値でなくても大丈夫です. UXYZ4 のプログラム例では, x軸については-50から50の範囲で, y軸については1000から0.4の範囲でウインドウを設定しています. このと き, UXAXDV はきざみ値の整数倍となるところに目盛とラベルを描きま す. また, ULYLOG は10nから10n+1を1サイクルとして目盛とラ ベルを描きます. このように, 目盛やラベルは切りのよいサイクルを単位とし て作画がおこなわれます. さらに, 好みの間隔で目盛をうち, 好みのところに ラベルを描きたい場合は, 次章を見て下さい.

なお, この例では, ULYLOG を用いて対数座標軸を描画する際に, ULISET ルーチンで整数型内部変数 'IYTYPE' を3に変更してラベルの 書式を変えました. 対数軸に付けるラベルの書式は全部で4種類用意されてい ます.

axis02.f90
program axis02

  use dcl

    call DclOpenGraphics()

    call DclNewFrame

    call DclSetWindow( -180.0, +180.0, -90.0, +90.0 )
    call DclSetViewPort( 0.2, 0.8, 0.3, 0.7 )
    call DclSetTransFunction

    call DclDrawAxis( 'bt', 60.0, 10.0 )
    call DclDrawTitle( 'b', 'Longitude', 0.0 )
    call DclDrawTitle( 'b', '<- west      east ->', 0.0 )

    call DclDrawAxis( 'lr', 30.0, 10.0 )
    call DclDrawTitle( 'l', 'Latitude', 0.0 )
    call DclDrawTitle( 'l', '<- SH    NH ->', 0.0 )

    call DclDrawTitle( 't', 'Main Title', 0.0, 2 )

    call DclCloseGraphics

end program


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