ごくらく deepconv/arare5

はじめに

この文書は deeoconv/arare を用いて手軽に実験を行うためのチュートリアル です.

deepconv/arare5 のビルド

deepconv インストールの手引 を参考に, deepconv/arare5 のビルドを行ってください. 「インストールの手順」の「ソースのコンパイル」まで行ってください. いくつかのコンパイラに関する注意書き も参照下さい.

ビルドが完了すると, "src/main" ディレクトリ以下に, arare, arare_initdata といった実行ファイルが作成されます. また, いくつかのサンプル NAMELIST ファイル (拡張子が .conf のファイル) が "exp_setup_files" に用意されています.

実験の実行

下に, いくつかの実験の実行方法についての説明を記します. 始めて deepconv を使う人は, まずどれか 1 つの実験 (例えば「XXXXXXXXXXXXXX」) を実行下さい.

ちなみに, どの実験も実行するには以下の 4 つのステップで行います.

なお, 実験ディレクトリの準備は, 必ずしも必要ありません. ここでは, ある実験の設定や結果が他のものと混ざってしまうことを防ぐために, 各実験ごとにディレクトリを作成しています.

重力流の実験 (Straka et al., 1993)

重力流の実験を実行する方法をこちらで説明します.

ケルビンヘルムホルツ不安定の実験

ケルビンヘルムホルツ不安定の実験を実行する方法をこちらで説明します.

簡単な解析・可視化

簡単な解析・可視化については, 簡単解析・可視化 を参考にしてください.

実行プログラムの更新

src ディレクトリ以下の編集を行った場合, 以下のようにすることで実験用ディレクトリの内容を更新することが可能です.

まず, ソースツリー直下で

$ make clean

を実行します.

次に インストールの手引 の 「インストールの手順」の「ソースのコンパイル」を参考に, 行ないたい計算に応じてソースのコンパイルを再度行ないます.