ISPACK F90 マニュアル
ISPACK F90 とは?
ISPACK F90 とは, 流体方程式をスペクトル法で数値計算するための Fortran77 サブルーチン集である ISPACK (石岡圭一氏謹製)を,
Fortran90 の関数として使えるようにかぶせものをしたモジュール群です.
ISPACK F90 を使うことの利点として以下のような点があります.
- スペクトル変換に必要となるデータや作業領域をユーザが意識する必要がない.
モジュール内部で自動的に割り付けて保存する.
- スペクトル変換, 空間微分が配列を返す関数として提供されるので,
プログラムを簡単に書くことができる.
式を書くようにプログラムを作ることができる.
このような利点の反面として, このモジュール群を用いた
プログラミングでは計算速度や効率を高めることが
しづらいかも知れません.
サンプルプログラムをコンパイルし実行するには ISPACK と gtool4 ライブラリが必要です.
詳しくは こちらを御覧ください.
地球流体電脳倶楽部 SPMODEL プロジェクト
spmodel(at)gfd-dennou.org
2001/10/07 作成 (竹広真一)
2001/12/26 更新 (竹広真一)