=begin = 流線や流跡線を複数パーセルで計算したいのですが? * [Answer] : 流線・流跡線計算ルーチンはともに引数で複数のパーセル初期値を設定することができます. * 引数の "ini_x", "ini_y", "ini_z" は配列形式なので, n 個のパーセルについて計算させたい場合は, ini_x(1:n), ini_y(1:n), ini_z(1:n) に各パーセルの初期位置を与えてあれば, "trajx", "trajy", "trajz" の 2 次元目に各パーセルの軌跡が格納されます. == 実際のモデル結果からの流跡線解析の例 * 以下は理想的な熱帯低気圧のシミュレーション結果を元に流跡線を 400000 秒積分した結果のアニメーションです. * 置いたパーセルは 100 個 (図では見やすくするため, そのうち 20 個のみ表示). * 時間スキームは 4 次のルンゲクッタ. * パーセルは南西端から東 280 km, 北 300 km の地点に紫を配置し, 東向きに 4 km おきに 100 個配置している. * ((<モデル結果の概要|URL:./analysis_1-2-2-1.gif>)) * カラーが高度 1000 m での鉛直風速, 等値線が地表面気圧, ベクトルが地表面風速である. * 中心付近が最初に左回りに移動を開始しているが, この移動は下の流跡線のうち, 紫線で記述されるパーセルが明瞭に追跡していることがわかる. * ((<流跡線の水平面投影図|URL:./analysis_1-2-2-2.gif>)) * ((<流跡線の鉛直面投影図|URL:./analysis_1-2-2-3.gif>)) * 図の縦軸が meridional となっているが, altitude の誤り. ((: