gt4f90io リファレンスマニュアル - gt4_history

Subroutine: HistoryAddAttr

【変数に属性付加】

2004/12/04 森川靖大


概要

サブルーチン HistoryAddAttr は、 gtool4 データ内の変数に属性を付加します。 なお、このサブルーチンを用いる前に、 HistoryCreate による初期設定が必要です。

書式

call HistoryAddAttr(varname, attrname, value, [history])

call HistoryAddAttr(varname, attrs, [history])

引数

※ 以下には、1) 引数、2) 変数か配列か、3) データ型、4)引数の説明 が記してある。なお、[配列(*)]の括弧内は配列の次元を表しており、 [配列(2)]ならば2次元の配列を意味する。 また、[実数型(単)]は単精度実数型を、 [実数型(倍)]は倍精度実数型を表す。
  • varname
  •    [変数] [文字型]    変数の名前。 ただし、ここで指定するものは、 HistoryCreatedims、 またはHistoryAddVariablevarname で既に指定されていなければならない。
  • attrname
  •    [変数] [文字型]    変数に付加する属性の名前。 または、ファイル全体に付加する属性の名前。 '+' (プラス) を属性名の先頭につける場合には、ファイル全体に属性を付加することになる。 ただし、ファイル全体へ属性を付加する場合でも、 HistoryCreatedims、 またはHistoryAddVariablevarname で既に指定されている変数を varname に指定すること。
  • value
  •    [変数] [文字型]
    [論理型]
    [実数型(単)]
    [実数型(倍)]
    [整数型]
       属性の値。 単精度実数型、倍精度実数型、整数型のものに関しては、 1次元配列を指定することもできる。 (なお、配列の大きさに制限は無い)
       [配列(1)] [実数型(単)]
    [実数型(倍)]
    [整数型]
      
  • attrs
  •    [配列(1)] [GT_HISTORY_ATTR型]    変数の属性情報を格納した構造型変数。 構造型の詳細や設定の例は GT_HISTORY_ATTR を参照のこと。
  • [history]
  •    [変数] [GT_HISTORY型]    出力するファイルの変数。 ここに指定するものは、 HistoryCreate にてhistoryで指定されていなければならない。