[Gt4f90io Reference Manual | Gt4f90io Tutorial]

属性(attribute)をつける

gt4f90io では変数に属性をつけて情報を記録することができます. 記録するには

call HistoryAddAttr(varname, attrname, value)

を呼ぶだけでできます. 第 1 引数が, 属性をつける変数名, 第 2 引数が属性 名, 第 3 引数が属性の値です. 属性の型と次元は任意です. 文字型, 整数, 実数, 倍精度あるいは それらの配列でも属性として記録することができま す. 内部で自動的に判定されて出力されます.

例えば経度座標が周期的座標であることを表す属性値を 付加する際には,

call HistoryAddAttr('lon','topology', 'circular')

とすれば良いです.

出力ファイル全体に対する属性 (NetCDF でいうところの大域属性, global attribute)を 指定するには, 属性名の先頭に'+' をつけて, 適当な変数に対 して 出力することになります.

call HistoryAddAttr('temp','+calendar', 'noleap')

属性をつける変数として 'temp' としているにもかかわらず 属性名に '+' が ついてますので, ファイルには大域属性として出力されることになります.

そのような処理を施したプログラム例を こちら に示します.


$Id: gthist_attr.rd,v 1.2 2006/06/03 17:50:49 morikawa Exp $
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